2016AsiaTRY in Nepal特集 
アジア&中米なう! ASIA TRY 愛すべき研修生 スタッフ修行研修
ASIA TRY 2016 in Nepalは、無事に終了いたしました。
皆様にご協力いたしました募金、Tシャツ代金\1,160,000
はASIA TRY 2016 in Nepalの活動費として
使わせていただきました!
ご協力、誠にありがとうございました!!
 
 
 ASIA TRY 2016 in Nepal報告
 
 今回の報告は、約1か月前から前乗りし、ネパールTRYの準備を現地で手伝っていた
数矢のレポートです。
写真を交えての報告です。

39日〜12日で「ASIA TRY in Nepal」が行われました。

今回のASIA TRYの目的は主に4つあり「アクセスをバリアフリーに変える」、
「障害者の法律を作る」「障害者の考え方を変える」
「コミュニケーションのバリアフリー」でした。

普段日本では、私は制度で介助者を使いバリアフリーが整った街で、当たり前に買い物に行ったりスポーツ観戦に行ったり、毎晩のように飲みに行ったりできています。一方、ネパールの多くの重度障害者は親元や施設で暮らし、「自立生活をして、自由に遊びに行きたい!」という気持ちがあっても当然のように街中はバリアだらけ、介助制度がないために自立生活ができない状況です。このようなネパールを変えるためにも、先ずは、ASIA TRYでネパールの老若男女に障害者のことや自立生活を伝えていく必要がありました。加えて、20154月にネパール大地震が発生したこともあり、ネパールがバリアフリーな社会に変わる最大のチャンスも来ていました。 

私はネパールへスタッフ修行研修に1か月間行っていたこともあり、「ASIA TRY in Nepal」の準備を手伝い、盛り上げていました。資金集めを手伝ったり、コースの下見、参加者や学生ボランティアたちと関係づくりのために毎日のように食事会を開いていました。

 

ASIA TRYの準備で一番苦労したのが、やはり言語障害でした。

カトマンズCILの事務所には、ASIA TRYの準備を手伝いに毎日のように多くの学生ボランティアが出入りをしていました。彼らを盛り上げ、関係を作るために初対面の学生さんにカタコトの英語や指差し会話帳を駆使して会話をしますが、当然のように言語障害バリバリの英語は通じないし、指差し会話帳は緊張でぐっちゃぐっちゃになるし、最初のあいさつと自己紹介で名前言うだけで日が暮れそうでした。

でも、たくさんの人たちにめげずに会話していたらカトマンズCILのメンバーやTRYの学生ボランティアたちも慣れてきたようで、修行研修の終盤には僕の通訳をしてくれるようになりました。

ネパールの生活を楽しく過ごしていましたが、ASIA TRY直前にアクシデントがありました。冷たいシャワーを浴びていた時に片目をケガしてしまいました。病院に行ってみると眼帯をすることろがとても苦手な僕は真夜中に一人で寝ていると本当に不安で「早く、日本に帰りたい!になり、片方の目は完全に使えなくなりました。何もないネパールだし、片目しか見えないし、夜になると停電で余計に見えないし、気持ちが落ちていました。加えて、暗いとこ」と思うほどでした。

   

そんな落ち込んでいる私を見て、ある日カトマンズCILのメンバーたちが料理を振る舞ってくれ、「元気を出して!」と皆が励ましてくれました。僕がネパールの人たちを盛り上げに行っているのに、逆に元気をもらいました。ネパール人の優しさに涙が出るほど感動し、この出来事は修行研修で一番の印象に残りました。

このようにCILのメンバーたちに元気をもらってやる気がどんどんと湧いてきて、弱気になっていた私も「ASIA TRYを絶対に成功させてやる!」と強い気持ちになっていました。気が付くと、ネパールでのASIA TRYはインド、バングラデシュ、パキスタン、モンゴル、カンボジア等や日本のアジア各国から応援が集まり、参加者が総勢約300人というメガイベントになっていました。

 

ASIA TRY in Nepal」は学校や廃病院等に宿泊しながら、首都カトマンズの中心部に向けて1日約10kmずつ歩くチームとカトマンズ市内で行政やマスコミに交渉を行うチームの全6グループに分かれ、バリアフリーな社会の実現を多くの人にアピールしました。         

私はカトマンズ市内で交渉するチーム(通称アドボカシーチーム)で活動をしていました。アドボカシーチームは、ネパールの厚生労働省等の機関に直接出向き介助制度の必要性を訴え、テレビ局や新聞社等のマスコミに対して情報のバリアフリーを要望しました。

  50名のメンバーで各所に訪れ自分たちの思いを伝えていたら、ネパールの国営テレビで放映されている手話ニュースが週1回から毎日の放送になること、今までなかったバリアフリーや障害者について伝える番組を作ってもらえることが決まりました。これらはネパールがバリアフリーな社会へと変わる大きな第一歩になると同時に、「ASIA TRY in Nepal」の大きな成果となりました。

ASIA TRY in Nepal」に参加していたネパールの当事者は、貧乏で生活が大変なはずなのに誰よりも前向きでパワフルでした。そのような方々との出会いは、私を変えました。 

今までの私は、「誰かがやってくれるだろう」という気持ちがありました。でも、修行研修とASIA TRYを終え、自分で物事をしっかり考えて行動すれば、周りの状況が変わることを実感できました。これからの自立生活運動を引っ張っていくのは、私のような若手になると思います。「誰かがやってくれるだろう」ではなく、「まず、自分がやる!」という気持ちで、今後活動をしていきたいと思います。

   
   
   

AsiaTRYが5年ぶりに復活!
今回はネパールに決定!
去年の大地震からの復興を機にネパールをバリアフリーな街にしよう!!

     

※ASIA TRY 2016 IN NEPALの目的
世界の最貧国の一つであるネパールでは、障害者はより厳しい環境での生活を強いられてきました。そうした状況を変えるため、日本で障害者の福祉と権利を学んだクリシュナ氏が中心となり、カトマンズ自立生活センターを立ち上げました。そして、ネパールの障害を持つ仲間たちとバリアフリー化運動や障害者を対象としたセミナーの開催などの活動を積み重ねてきました。そんな中、2015425日にネパールでM7.8の大震災が発生し、ネパールの障害者は野外での生活や医療品不足などより一層厳しい環境にさらされました。しかし彼らはこの状況を、誰もが暮らしやすい社会に変えていくチャンスにするため「ASIA TRY2016 IN NEPAL」を企画しました。この企画はバリアフリーの整備や、共生社会の実現を訴えます。私たちは国、宗教、障害のあるなしに関わらず、誰もが地域で当たり前に生きて行けるアジアを目指し、行動します。

 

※ASIA TRY 2016 IN NEPALの概要
開催日程  2016年3月9日〜2016年3月12日
開催地域  カトマンズ及びその周辺地域
参加人数   障害者とボランティア200人(ネパール国内参加者150人、国外参加者50人)
参加国   ネパール日本、韓国、モンゴル、台湾、カンボジア、パキスタン、インド等
内容    参加者は6つのグループに分かれ、下記の活動を行います。
・バリアフリー、障害者の権利に関する法律の制定に向けて行政交渉を行います     
・ポカラ、キルティプル、ナランターン、ポダウリ、ドゥリケルをスタート地点とし1日約10km歩きながら、バリアフリーと障害者の権利についての啓発活動を行い,カトマンズの中心部を目指します。
主催     カトマンズ自立生活センター


 

※ASIA TRY 2016 IN NEPAL日本事務局の活動
今回のASIA TRYには同じ志を持つアジアの障害者が参加します。しかし、多くの国の参加者は経済的に困難な状態にあります。そこで私たちはASIA TRYの開催を支援するため、次世代の障害者が各国と連携して以下の活動を行います。
@ 日本から自立生活運動の担い手となる若者を派遣し、アジア各国の障害者リーダーやネパールの当事者たちと一緒に歩きます。
A この活動を支援するためにチャリティーグッズ販売や募金活動を行います。

 
 
・Tシャツ  
今回はTシャツチームを結成し、日本版のTシャツを作成!
ただ今絶賛販売中です!!
Tシャツの売り上げはTRYの運営資金に使わせていただきます。
ご協力いただける方はメインストリーム協会内AsiaTRY2016 in Nepal実行委員会(TEL 0798-66-5122・E-mail info@jpn.cilmsa.com)までお問い合わせください。
   
色はシックな黒! 
 完売御礼!
Tシャツをお買い上げいただいた方、誠にありがとうございました!!