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メインストリーム通信50号

アテンダント部門からのお知らせのコーナー

★アテンダント中の車の運転について
 これまで介助中のアテンダントさんの車を使っての移動は、メインストリーム協会の保険が適用されないため、アテンダントの同意がなければ行わないよう、メインストリーム協会として言ってきました。ですが公共交通機関が障害者にとってまだまだ利用しにくい状況であることからも、完全には禁止にしていませんでした。そのため実際にはアテンダントが責任をとるという前提でそれぞれやってもらっている状況があります。それにニアミスや小さな事故を含めると、全く車での事故が無かったわけではなく運良く、大きな事故には至っていませんでしたが、いつ車の運転による大きなトラブルが発生するかはわかりませんので、アテンダントがそれら責任問題も含めて強く認識を持ち、了解しておく必要があります。何らかの車の事故が起きれば、その責任はすべてアテンダントさんにあり、その負担は大きく、アテンダントさんには不利な状況が生じることになります。利用者はアテンダント等の車での移動はアテンダントに負担がかかるということを考慮し、電車や低床バス、移送サービスなど公共交通機関を最大限に利用するよう努めて下さい。

 どうしても車の運転が必要な場合は、アテンダントの自己責任を重々了解してもらった上で行うことにはなります。その場合、メインストリーム協会は責任を持てませんので、アテンダントさん自身が責任を持てない場合は、きちっと断って頂くようおねがいします。「利用者から頼まれてイヤといえない」など、断りにくい状況は多々ありますが、安易に引き受け大きなトラブルの責任をとるのはアテンダントさんです。第三者がからむ事故や、利用者の自家用車を利用しての事故も、運転手の責任が問われることになりますのでアテンダント本人だけでなく家族の方の了解を得た上で行って下さい。

★お料理研修について
 料理研修を年明けから始める予定です。その前段階として研修が必要な人と、必要でない人を的確に判断するため判定(見極め)を行いました。主婦以外の全てのアテンダントさんを対象に活動時間数の多い人から参加してもらい、簡単な調理を行います。(活動時間の少ない人はこれから判定を受けてもらうことになります。)その判定の結果、こちらが研修が必要と判断した人に、今後の料理研修を受けてもらいます。判定の「合格の基準は?」ということですが、レシピを見ながら時間内にある程度でき、料理の手順や後片づけの方法が理解できていれば合格です。味では評価を決めていません。また複数の判定員が合議の上、合否を決めますので公平な判断が出来るようにしています。

 既にお料理教室の趣旨はご理解いただいていると思いますが、ご飯を炊くにしても日常的にやっていないと、水加減やボタンの押し方など間違えることがあります。アテンダントさんには、特に料理がうまくなる必要はありませんが、基本的なことが最低限出来るようになってもらわなければなりません。おいしいご飯が食べられるかどうかという、利用者の生活の質にも大きく反映され、アテンダントが思っているより調理は利用者にとって欠かせないものです。料理研修をきっかけに料理が楽しくなってもらえれば嬉しく思います。

★アテンダント定期研修会について
今年度に入って、メインストリーム協会は事業所という形になり、アテンダントの活動に対しても色々と見直しを行ってきました。定期研修会はアテンダントサービスの向上を目的に参加義務を設け、年2回の参加を必修としました。これは、参加できる人、できない人がないよう、かたよりなく参加してもらうためです。本来は自主的に参加していただくのがベストですがなかなか難しい状況があります。

 定期研修会では、ついつい守れなくなりがちなアテンダントルールの確認、重度障害者の地域生活を支援するために必要な医療行為のレクチャー、日頃の活動の感想等を話し合い、アテンダントとしてどう対応すればよいか等考えていく場です。

 アテンダントは利用者の自己決定を尊重し、言語障害があっても指示を聞き、自立生活をサポートする人であることを自覚しつつ、力をつけていく必要があります。定期的に研修を受けることで、仕事に必要なことを身につけ、お互いを高め合っていきたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。どうぞ事務所に遊びに来て下さい。スタッフ一同、アテンダントさん・利用者さんの生の声を聞くため、何でも相談していただきたいと思います。事務局はバタバタしていることも多いですが、極力、コミュニケーションをとっていきたいと考えています。書類を持ってきていただいた際、ちょっと足を止めて長居していって下さいね。



アテンダント定期研修会 〜 報告 〜

<第3回定期研修会> (内容)医療行為、障害の疾病について (講師)李さん
 今回の定期研修会の内容は医療行為、障害の疾病について基本的なことを在宅医療に詳しい、特定非営利活動法人「ぷりぱ」の職員で、看護師の資格をもたれている李(国本)修慈さんに講師としてお招きし講義をしていただきました。今回のアテンダント定期研修会では参加者が70名でアテンダント定期研修会始まって以来の人数です。今回の医療行為、障害の疾病についての内容は本当に基本的なもので中にはもう知っていると思われた方もおられたかもしれません。しかしアテンダントの新人の方にとっては勉強になったと思います。また、経験豊富なアテンダントの方にももう一度確かめなおすいい機会になればと思います。

 医療行為についてはビデオを使って講義を行う予定でしたが、ビデオを編集する時間がなく大変申し訳ありませんでした。医療行為についての講義では、まずどんなものが医療行為であるのか。医療行為の種類、医療行為は行えるのか。といった内容でした。『医療行為は資格がなければ行ってはいけないのでは?』という方がアテンダントの中にはおられるのではないでしょうか?医療行為は医療行為を行うということで別の料金を取る。例えば吸引機を使用するごとに別料金を請求する。こういったことが禁止されている。ということをここでは確認しました。

 また、メインストリーム協会の理念として確認しておくと、医療行為ではなく、障害を持つ方が生活に必要な行為、つまり生活行為として考えています。私たちにも生活行為として、生理現象であるトイレは生活行為と言えます。これができなくなると生活はできません。それを資格がいるからということで済まされては障害を持つ方が自立生活を送ることはできません。それを禁止すること自体がそもそも間違っていると私たちは考えています。メインストリーム協会のアテンダントを利用して自立生活を送る人の中で医療行為を必要とされる方々には誓約書を書いてもらい、それに関する責任を了承してくれています。

 それから医療行為についての理解についても話していただき、中でも呼吸器等はよく生命維持装置というようにとらえられがちですが、実際は呼吸が楽にできるよう、生活を向上できるように利用されているということです。医療行為は生活に欠かせないものであり、生活を向上させるものだということです。

 これからも定期研修会の場を利用して、または別に機会を設けて医療行為についての講義を行っていこうと考えています。皆さん積極的に参加していってください。よろしくお願いします。また日常生活支援研修(新人研修)では医療についての講義があります。その中ではビデオを使っての講義も行っていますので、希望される方どんどん参加していってください。メインストリーム協会スタッフの山岸、松島、康が対応をしますの参加を希望される方はご連絡ください。よろしくお願いします。

<第4回アテンダント定期研修会> (内容)グループディスカッション
 メインストリーム協会では、個々のアテンダントさんが日頃の活動の中で感じていることやコーディネートについて等色々な感想や意見を直接聞けてとても参考になったと思っています。話し合った内容もグループによって違い、アテンダント同士の交流、意見交換の場としても好評でした。今回のグループディスカッションは通信ではなく、違った形でみなさんに報告したいと思います。

 アテンダント部門では今後の研修会でもグループディスカッションの時間を設け研修の一部として取り入れて行きたいと考えています。今後はテーマを絞ってのディスカッションというのも考えています。皆さんどんな内容でディスカッションをしたいのか、意見のある方は気軽にメインストリーム協会まで連絡ください。よろしくお願いします。

<定期研修会の参加について>
 アテンダント定期研修会は年度に6回行います。その内2回は必須です。必ず参加してください。(今年度途中からアテンダントをはじめた人は1回が必須です。)まだ参加していない方で今年度中に参加できない場合は来年度からアテンダントを続けることができなくなります。今年度中に参加できないという方はメインストリーム協会まで連絡してください。

※なお、料理研修の判定は一回にカウントしません。料理研修メインコース(全4回)に参加された方は、それを一回と見なします。ご注意下さい。



新介助スタッフ紹介リレー

 去年の4月から介助スタッフになりました、柳瀬(やなせ)です。初めましての方、お久しぶりの方、色々いらっしゃると思いますが、今後ともよろしくお願い致します。さて今回、介助スタッフとして私の意気込みを書いて欲しいということなのですが何から書いていいやらさっぱり分かりません。ということで、まず介助スタッフとはなんぞやということを私の解釈で述べてみたいと思います。

 簡単に言うと、介助をするための常勤スタッフということですね。介助スタッフは私の他に中来田・上田の合計3人いますが、常勤というからにはいつでもどこへでも行くということです。ということは、私達の活躍の場は主に緊急事態の時です。緊急事態とは、今の時期ならアテンダントが風邪をひいてしまってキャンセルになった、アテンダントの入っていない時間だが、体調を崩してしまって誰かに来て欲しい、等々といったところでしょうか?ですから、利用者さんは私たちの姿を余り見ないほうが幸せな様な気がしますが。運悪く私達の姿を見てしまうようなことになったときには、こういう奴等がいてくれてよかったと思っていただけたら嬉しいです。介助スタッフは上記のような働きをする者ですから、いつでも色々なことに対処できるように体調を整えておく必要があると私は考えています。私が風邪などをひいて他のアテンダントに迷惑をかけてしまっては何の意味もないですからね。幸い、なんとかは風邪をひかないというように体だけは丈夫なので、利用者の皆さんが安心して生活していけるように頑張っていきたいと思います。それでは皆さん今年1年間楽しく過ごしましょう。



フジイ君の東尋坊恋歌A

 福井県から一年間メインストリーム協会で自立生活センターの役割などの研修をしていた藤井君のその後を追うこのコーナー、西宮で受けれていた介助時間数や生活を福井の地で再現することができたのでしょうか?

 こんにちは、みなさん。藤井です。またここで原稿を書かせていただくことになりました。福井の方は1月になってさらに寒さを増してきました。雪、降ってます。西宮にいた頃はほとんど雪を見た覚えはなかったのに。西宮が懐かしい・・・。

 ところで、この前どこまで話したかなと思って・・・。たしか24時間介助保障できたというとこですよね。それでそれをきっかけに他の利用者も時間が延びてきています。今、僕は福井県にある自立生活センターで介助のコーディネートをしています。福井はまだ利用者も介助者も少ないので週ごとにコーディネートしていて、そのため結構忙しいです。ああ、それから今まで友達の家で居候生活でしたが、やっと抜け出し、一軒家を借りることができました.間取りは3DKです。家自体は少し古いんですが広さでは西宮で借りていた家並みです。センターからも徒歩で10分ぐらいのところです。毎日車イスで通っています。

 最近、センターの活動でおもしろかったことは福井の障害福祉課の障害者に対する対応の悪さを改善するよう求めたときです。僕らは福井の障害福祉課は障害者を人としてみてくれないと感じたからです。福祉課の副課長に関しては、話し方が子供に話し掛けるような口調です。上司がそれだから部下もそうなるんだと思います。僕の住んでる地区の担当の人もポケットに手を入れながら話し、挑戦的な態度で接してくるので僕も燃えます。その他には生保の大臣承認の書類を何ヶ月も放っておいたり、電話の対応が悪かったりとか、いろいろです。またどうなったか報告します。そんなわけで福井はまだまだおもしろいとこですので、みなさんぜひ一度立ち寄ってみてください!