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| 60号 | 61号 | 62号 | 63号 | 64号 | 65号 | 66号 | 67号 | 68号 | 69号 |
★★メインストリーム通信55号★★
アテンダントさんへのお願い
今年の冬はインフルエンザが猛威をふるい、スタッフをはじめ多くのアテンダントさん、利用者さんが体調を崩されました。そのため、2〜3月はアテンダントのキャンセルが相次ぎ、連日3〜4件のキャンセルが発生するという異常事態にもなりました。アテンダント部門ではこのことを深刻に受け止め、アテンダントさんには風邪の予防にいっそう気を付けるようにしてほしいと考えています。まず他人にうつさないし、うつらないように、マスクの着用やうがい手洗いをすること。体調管理も仕事のうちですので、風邪かなと思ったら早めに病院に行くようにして下さい。また無理をせず、症状がひどい場合は早めに事務局まで連絡下さい。時々、アテンダントに行けるかどうか分からないということで、当日始まる前になって行けませんというケースがあります。これは非常に困ります。代わりのアテンダントがなかなか見つからないからです。利用者さんに迷惑をかけないためにも、行けるかどうかの判断に迷う時は必ず早めに連絡し、その上でどうしても無理な場合はお休みして下さい。インフルエンザの場合は利用者さんにうつすと絶対にダメなので、数日間は休んで頂いて完治した後アテンダントに入って下さい。皆様には日頃から体調を整え良い健康状態で元気に活動して頂きたいと思います。よろしくお願いします。
2005年度の利用者スキルアップは楽しくやります!
みなさん、こんにちは。利用者研修課です。利用者スキルアップのことですが、これまで制度のことや介助者との関係作りなどを考えたり、勉強する場になっていましたが、05年度はレクリエーション的な楽しいことをやりつつ、みんなで交流を深め、その中からいろんな話が出来ればと考えています。やはり勉強という堅苦しい場より、遊びや交流を通じた方がざっくばらんに話が出来るのかなぁと思いました。そこからスタッフと利用者のみなさんとの信頼関係を深めていきたいと思います。先日の利用者スキルアップで参加した利用者の方から、愛知万博に行きたいという声がありました。期間限定のイベント(05年3月25日〜9月25日)だし行ってみようと思っています。日程等は未定ですが、詳細が決まったらご連絡しますね。ぜひみなさんご参加くださいね。愛知万博の入場料は障害者割引で大人2300円、名古屋への交通費(何で行くかは決めてませんが、新幹線だと片道5000円くらい)と、せっかく行くのだから一泊とかしちゃおうかなぁと思っているのでプラス宿泊費くらいと考えていてください。今後も、こんなことやってほしいという声をどんどん聞かせてほしいと思います。また女性ばかりや男性ばかりの企画もいいねと言う声もありました。例えば女性ばかりでエステに行ったり、男性は・・・何をしちゃうんでしょう? まあ、つまりみんなで交流を深めましょう。しかし、折にふれてみんなで考えていかないといけないことや、勉強するべきことが出来たときはみんなでよりよい自立生活をするためにスキルアップという形で集まって話し合っていきたいと思っていますので、その際は積極的に参加して下さいね。
利用者料理研修について
料理研修に関しては、これまでの毎月一回から、二ヶ月に一回と回数を減らしますが引き続きやっていきます。これからも主婦の講師の方を迎え、いろいろなお料理はもちろん、指示の出し方、効率のよい調理法・後片付けなどにチャレンジしていきますので、こちらもどんどんご参加くださいね。ちなみに前回は今パキスタンから研修に来てるファラックと今度自立生活をスタートさせる曲(まがり)圭子さんが参加してくれました。ファラックはパキスタン料理のほうれん草とチキンのカレーを作って、曲さんはロールキャベツを作りました。その曲さんが感想を。ファラックの指示を受け料理した介助スタッフの井上武史さんがその感想を書いてくれました。
曲さんの利用者料理研修会の感想
私は、もともと料理が好きで以前、京都で自立生活を送ってた頃も自分なりの料理方法を試行錯誤し、ヘルパーに手伝って貰いながら月に1〜2回の割合で料理することを楽しんでました。私は幼い頃から、両親や周りの人たちに「自分で出来ることは自分でしなさい」と言われてきたので、実際に京都で自立生活を始めるまでは料理一つ取っても食材を買って来て、それを自分なりの料理方法で調理し、後片付けまですべて自分の力ですることが「自立」だと思い込んでました。しかし、それでは1日24時間、3度の食事だけで終わってしまいます。今回、料理研修会に参加して改めて自分一人の力で料理することが困難な分、アテンダントに自分が食べたい物・その調理方法や好みの味付けをしっかり伝えていくことが大事だと実感しました。今まで自分自身で料理したことはあっても、アテンダントに1から10まで指示をして料理をすることが全く初めての経験で、上手に調理方法や好みの味を伝えることができるかとても心配でしたが、私が作ったロールキャベツ、スタッフの人達に好評だったのでよかったです。利用者料理研修とても楽しかったのでまた参加したいと思います。
介助スタッフの井上っす!
利用者料理研修の時ではないんですが、ファラックのアテンダントとして入ったとき、夕食に「ダル・チャワル」というパキスタン料理(豆カレー)を作りました。その時のことがスゴイ新鮮な感覚だったんで今回感想を書きますね。普段、僕が行く利用者さんの所でも料理するんですが、台所のスペース的なこともあり「今日はこれ作って!」って言われるだけってのが多いのですが、これは僕にとっては、気楽な反面、「誰が食べるんやろう?」って思いながら作ったりもするんです。
ファラックは最初から料理が出来上がるまで側にいて、味見はもちろん、ニンニクのスライス一つとっても縦ではなく「横に!」とか、細かい水・火・塩加減に指示を出してくれました。手際が料理の出来に左右すると思ってる僕は、細かい指示を受ける方が「手際よく料理できないのでは?」(言語障害を聞いているうちにコゲてしまったり!)と思っていたのですが、最初から最後までとはいかなくても、少しでも指示があるだけでも「その人らしい料理」ができるのではと思いました。
どやねん!障害者自立支援法案
2月10日に障害者自立支援法案(グランドデザイン案)が国会に上程された。それを受け2月15,16日に昨年の10月以来となる東京大行動が行われ、悪天候ながら2日で約2000名が集まった。今回は夜間の厚労省前座り込みも行われた。
15日は15:00に厚労省前に集合し、厚労省前アピールと衆議院第二議員会館前請願の2グループに分かれた。メインストリーム協会は請願に加わり、一人一言は発言した。「私たちの声を聞いてくれ」という発言が全体的によく聞かれた。また22時から厚労省前で有志による座り込みを実行した。メインからは太田、畑、牧井、中川、沖田とその介助者、そしてサポートにあたったスタッフ、介助スタッフが参加した。ほんとおつかれ!!座り込み中の事件として、ニュースJAPANのキャスター滝川クリステルが取材に登場したが深夜の雨により座り込みは終わった。
16日は大行動のメインの日であった。深夜からの雨は続き、寒すぎる最悪な天候であった。デモ行進は東京タワー近くの芝公園から日比谷公園に向けて行われた。大行動実行委員長が議員前で請願書を読み上げた。デモ行進とは別に朝から政党懇談会が衆・参の議員会館で開催された。民主党、公明党、社民党の議員に法案の問題について説明した。兵庫県選出で、厚生労働委員会に所属する3人の顔もあった。最後に日比谷公園に全員集まり、それぞれの報告を行い「国は我々の声を聞け!我々は最後の最後まで戦うぞ!」を合言葉に大行動は終了した。
障害者自立支援法案(グランドデザイン案)の主な問題点の一つが「市町村審査会」介助時間の支給決定を行う機関であるが障害者の地域生活、自立生活に詳しくない人が、しかも本人に会うこともなく判断してしまう恐れがある。介護保険の場合を考えると審査会の委員は医療関係者や学者ばかりとなっていて、もしそうなれば障害者の地域生活、自立生活に詳しいとは思えない人たちが判断し、自立生活を送る障害者のニーズにそった対応がなされなくなる可能性が大きくなる。結局は支給量削減が目的なのか。また応益負担(どんなサービスを受けても10%は負担する)の問題もある。低所得者層には配慮するとのことだが、障害者の所得、就労状況に大きな改善があるわけでもないのに負担させるのには無理がある。
今回の大行動で十分な効果が出た訳ではないが、何もしないよりはましだ。今は静かな時が流れているが国会審議の過程では大行動が行われる時はあるのだろう。僕たちの日々の草の根活動が重要であると思うので、皆さん頑張って行きましょう。(藤原K)
太田シンガポール航空搭乗拒否裁判が始まったで!
裁判に至るまで
もう1年半以上前の事件になりますが、あのときの絶望感は今でも忘れません。
僕は2003年7月30日から8月4日までバンコク(タイ)の友人に会いに行くため、海外への一人旅を計画しました。強引な計画だと思われるかも知れませんが、僕が一人きりになる時間は、関空からバンコクまでの飛行時間の5時間だけであり、家から関空まではアテンダントさんと見送りの廉田さん・佐藤さん・中林くんが付いてくれて、バンコクの到着ゲートには友人が待っていました。しかし、出発の当日(離陸の1時間前)関西国際空港のシンガポール航空(以後SQ)のチェックインカウンターにて、カスタマーサービス部長1氏から「介助のいない障害者は搭乗できない」という事を言い渡されました。その現場で1時間半くらい廉田さんと佐藤さんが自分たちの経験と僕の状態を説明しながら抗議をしましたが、僕に介助者がいなく、言語障害のために意志の疎通ができないから(僕とまともに話しさえせずに見た目の判断だけで)緊急時に対応できないといった理由から搭乗させてもらえず、人生をかけた旅行は中止となってしまいました。また日を改めてSQ大阪支店へ行っての搭乗拒否確認でも、支配人からは「介助者と一緒ならば、ご搭乗して頂けたのに残念です」といった答えしか返ってこず、こちらの納得行く答えと話は平行線で聞くことができませんでした。このままでは泣き寝入りに終わってしまい、この事件は僕、個人の問題だけではなく、障害者差別であり、現状を世間の人たちにも知ってもらいたい為、「シンガポール航空に対する損害賠償請求事件」裁判を起こすことになりました。
いよいよ法廷に立つ
弁護士さんは熊本県に事務所があり、メインストリームのこともよくご存知の東俊裕弁護士さんにお願いしたところ、快く引き受けて下さりました。「こういう事件は障害者問題にとっても大切な事件だし、力になりたい」というお言葉と弁護士費用も交通費だけで構わないとも言って下さり、僕にとって二重三重にも値する素晴らしい弁護士さんと巡り会えました。東弁護士さんが仕事で関西へ来られた際に打ち合わせを重ねてるうちに、東弁護士さんの友人の辻川弁護士さんも一緒に弁護して下さることとなり、2004年12月16日に訴訟を裁判所へ提出ができました。
SQからの答弁書が2005年1月17日に裁判所へ提出があり、初公判が2005年2月24日、午後1時15分から尼崎簡易裁判所と決まり、いよいよ障害者の人権を賭けた戦いの幕が切って落とされました。TVドラマ「白い巨塔」をよく観ていた佐藤さんから「太田君は原告だから左側に座るんだな。いいな、俺も座りたいな!ハハハハッ」といつもの調子で冷やかされ、原告の看板を背負った僕は当日、すごい責任感の中で初公判(10分足らず)の間、心臓がバクバク状態だったのを覚えています。訴訟と答弁書の書類確認と幾つかの質問と答えを弁護士同士と裁判官で交わされ、僕は一言も発することなく初公判は終わってしまいました。それから弁護士さんと事務所にもどり次回の公判に向け、SQ側から出された答弁書を1ページずつ確認し、打ち合わせを進める中で勝利を臭わすポイントが幾つかあり、我々障害者の人権をこの日本で確立していくためにも、新たに熱いものがこみあげてきました。ぜひとも皆さん、次回の公判は4月21日、午後1時15分から尼崎簡易裁判所でありますので傍聴に来て下さい。(裁判自体は2ヶ月に1、2回行われ、約1年くらいかかると言われています。)
只今、「太田シンガポール航空搭乗拒否裁判を支援する会」では、サポート隊募集と裁判費用に充てる募金を募っています!
裁判自体は2ヶ月に1・2回ですが、その間に広く一般の方に理解してもらえるよう搭乗拒否関連のシンポジウム、街頭演説、ビラまき、募金活動などで「これは人権侵害やで!アカンよな!」と訴えたいのです!もちろんマスコミにも呼びかけます!そこで僕と一緒に世間を動かせる力強い「サポート隊」を大募集しています。「私には、そんな大それた事は出来ないよ!」と思っている方!「この文章では裁判の内容や意義が分からない!」と感じている方!ぜひ太田までご一報下さい。訴訟と答弁書なども見ていただきながら、あなたの疑問を解き放ちます!最後に恐縮ですが、裁判費用の募金も併せて、ご協力をお願いいたします!お金がありません!(街頭募金活動にご協力頂ける方はお手数お掛けしますが、担当:太田・畑まで日時、場所をご確認下さい。)
ご結婚おめでとう〜!!
みなさん、メインストリーム協会のスタッフにおめでたいことが相次いでいるのはご存じでしょうか?? 名付けて「結婚ダッシュ!」。請求課リーダー林龍司くんが竹下有紀さんと、アテンダント研修課主任山岸かな子さんが春山武史さんとそれぞれご結婚されました!!
それで、せっかく二組もカップルが誕生したということでみんなで船上パーティを開きお祝いしました。3月5日(土)ルミナス神戸に二組の新郎新婦と両家のご家族、そしてメインストリームの仲間達総勢92人が乗り込んで、明石海峡大橋を巡るクルーズパーティになりました。
真名野神父による愛の誓い、お喜び組メインストリームのスマップとモーニング娘。によるお祝いの歌、そしてなにより二組のカップルの熱いキスなどパーティは大いに盛り上がりました。林夫妻、春山夫妻、末永くお幸せに!!
アジアから研修生きてまっさ!
今、事務所、ものごっついにぎやかでっせ。アジアから3人の研修生が日本の自立生活センターや重度障害者の自立生活についてメインストリームへ研修にきています。ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業からの研修生、クリシュナ(ネパール)、リン(台湾)、メインストリーム協会主催で受け入れた研修生、ファラック(パキスタン)です。夕食時になると2Fから、アジアっぽい匂いがただよってきたりすると、スタッフの顔もなんだかアジアっぽく見えだして異国情緒たっぷりって感じで笑ってしまいます。是非みなさん遊びに来て下さいね。研修生も楽しみにしていますよ!ってなことで、今回はネパールから来てるクリシュナに「メインストリームで研修」の感想を書いてもらいました。(そのまんま載せてます!)
メインストリームきょうかいで けんしゅうと わたしの かんそぶん
わたしは 2がつ17にち とうきょうから メインストリームで けんしゅうするために きました。じむしょのみんなさんは しんせつなくて やさしいですから あまりさびしくないです。ともだちと いっしょに ときどき あそびにいったり、パーチイをしたり、いろいろことをはなしたりします。ほんとうに たのしいです。
メインストリームのたいけんしつ
メインストリームのたいけんしつは ひろくてきれいです。わたしは ときどき りようりをつくって たべます。ネパールのりようりを つくってたべましたから たのしくなります。
けんしゅう
いつもいつも かどたさんから けんしゅうがあります。ほんとうに おもしろく だいじなです。じりつせいがつセンターの てついがく れきしと かつどう うんえい センターで はたらく ほうほう いろいろことを おしえてくれました。わたしは ネパールかえって じりつせいがつセンターを つくって はたらいですから センターの つくるかたと ざいげんと ネトワク センターのモドルつくるかたを べんきょうして ネパールでがんばりたいです。ネパールでセンターありませんから ネパールの しょうがいしゃたちの せいがつ とてもたいへんです。くるまいすがないですから あまり いえから でません。センターがないですから あつまって じぶんの けんりの はなす ところがありません。じぶんのけんり なんですか しょうがいしゃたちは ぜんぜん わかりません。
くにから ねんきん せいどと アテンダントの せいどと こよう せいど きょういく せいどが あまり ないですから しょうがいしゃのせいがつ たいへん むずかしいです。だから わたしは かえって そのひとたちと いっしょに はたらきたいです。にほんで べんきょう こと みんな ともだちに おしえて あたらしい ほうほうで はたらいたいんです。その かつどうする ことは さいそ むずかしいですから みんなさんから わたしに サポートを てつだって ほしいです。
おわりに わたしは メインストリームで いっぱい べんきょうして ネパールで はたらいたいんです。だから わたしに みんなさん いろいろことを おしえてくれませんか。メインストリームの けんしゅうせいがつは ほんとうに たのしく すばらしいですから みんなさんに どうもありがとうございました。
つぼみの「まっきー」
自立生活の花が咲き、あとは恋の花を咲かすのみ!
自立生活を始めてもうすぐ4年になる牧井正行です!大学生活にたとえると卒業という節目でもあり、何か書いてみようと思い立ち筆を執りました。しばしお付き合い下さい。
僕は今年45歳を迎えますが、その人生の半分を「カトレア」という施設で過ごしました。まだ元気だった頃は良かったのですが、20代後半から障害が重くなり自分のことが自分で出来なくなり、施設職員の顔色をうかがいながら介助を頼むといった生活で、自分の好きなことも出来ずにストレスが溜まり、それが最高潮に達した頃、自立生活の大先輩、今は亡き「塚本貴陽子さん」からメインストリームを紹介してもらいました。自立生活といっても最初は施設からの外出時のみのアテンダント利用で特に用もないのに街をぶらついてました。その頃のアテンダントさんには大変な思いをさせたかも知れませんが、今の僕にとっては楽しくてホロ苦い、いい経験になっています。その後数年間、メイン主催の「自立生活プログラム(ILP)」や交流会のもと「ヘルプミーと言える自分に生まれ変わろう!」という癒しを得られたことは僕にとっての最高の宝です。またILPで知り合った畑君や太田君が僕が知らん「どうでもいい、しょ〜もないこと、よ〜知っとうねん」僕、それがすごいうらましかったんやね!だから僕も「自立」しよって。またアテンダントを利用することで自分の生活が「楽」になるってこともその頃知りました。施設では「楽」=「なまけ者」だったのでカルチャーショックを受けたのを覚えてますね!
そしてようやく自立生活へ。僕はまず、メインの2Fにある「自立生活ルーム」に入りました。ここではアテンダントの使い方はもちろん、今日の献立、お金の管理といった基本的なことから、僕なりの生活を色々試せて失敗もできる便利なところなのですが、数ある失敗談の中から一つ。「自立生活ルーム」の家賃を2ヶ月分滞納してました!「あれ!家賃って毎月払うの?」って。でも最大の失敗は、僕、勘違いしてまして「自立生活ルーム」って実際に生活できるかどうかの試験で、メインのスタッフが「合格」って言うてくれるとばかり思って待ってましてん。そうしてると入居期間期限の6ヶ月が過ぎてしまい「まだあかんのかな?」って不安で余計に自信がなくなり一人であせってました。そんな時、スタッフの玉木さんがやってきて「牧井さん十分できてるで。後は自分で決めるだけやんで!」って。僕、自立生活の基本「自己決定」するの忘れてましてん!!
今から思うと僕、失敗のデパートみたいやけど、今は近所の人たちとも仲良くなり、平凡な幸せを噛みしめている今日この頃です。この自立生活、誰にも壊されたくないし、ましてや重度障害者に寂しい思いをさせる環境など絶対に許してはならないと思います。心豊かに生きるのは贅沢ですか?
最後に僕が施設から出て自立生活へ向かうこと、決意すること、両親を説得することにすごい時間がかかり、僕自身も自信が持てずに何度も尻込みしそうになりましたが、究めつけの突破口は玉木さんからの「なんとかなる!」の一言でした。でもほんまに「なんとかなりました!」(牧井) つぼみの「まっきー!」次回は恋の花を咲かすことは出来るのかしら。つづく。
ある日のスタッフ会議
メインストリーム協会では毎週木曜日午後3時頃から6時頃までスタッフ全員による「スタッフ会議」なるものがある。内容は各スタッフからの報告・予定・問題が主であるが時には自立生活センターの役割や自立生活センターはどうあるべきなのか?といった根幹的な議論もしばしば。ここではみなさんにある日の「スタッフ会議」を報告したいと思っています。
テーマ「入院時の支援条件」
現在、支援費を利用して自立生活をおくる障害者が入院した場合、支援費が使えなくなりますが、本来ならば入院中の介助は病院(市)が保障すべきものです。しかし病院の対応が難しいのが現状で最低限必要な介助も受けられません。そこで最低限必要な介助に関して、自立生活センターとして支援できないかと考えています。健常者ならどうするのか? ちょっとしたことは同じ病室の人に頼むやろう? 家族や友達は? 自立生活を送る障害者はどうなのか? などから議論は始まり、最低限必要な介助として、食事・洗濯・病院外での用事(買い物・自宅管理等)を想定し、他に必要な物があるのか? 食事は毎日だけど洗濯は何日に一回にするか? 対象者の範囲はどうするのか?といった問題等があります。条件によって支援を受けられる人、受けられない人が決まってしまうので慎重な議論が必要だと考えています。またメインストリーム独自に「入院保険(入院共済)」をつくることも視野に入れて考えています。以上、今回の「ある日のスタッフ会議」でした。
どこでも行くぞ!電動車イス&手押し車イス!
春のぽかぽか陽気にさっそく誘われてしまった、手押しの「畑」、電動の「太田」「牧井」は、西宮の甲子園球場横に最近お目見えした巨大ショッピングセンター「ららぽーと甲子園」に来てしまっていた。
ここはファッションから生活雑貨、スポーツ用品、レストランなど170店舗と大手スーパーが入っていて、すべてをゆっくり観てまわるにはそうとうな体力がいりそうだ。端から端までが長い!おまけに2階もある!まあ、そうは言うものの僕ら3人が興味をそそるお店は限られるので心配無用かも。車イス用トイレもエレベーターに関しても使いやすく広い店内に数カ所あるので快適だ。でも問題をあえてあげるなら、端からきて、ちょうど疲れてくるところには、ちょうど「○△カフェ」なるものがあり小銭を使う羽目に、なかでも、やたら目を引かれる「ベ○ーカフェ」おいしそうなケーキがずらり並ぶこのお店、中を見ると彼女に付き合わされたと思われる彼氏が仕方なくケーキを食べているが、ここのケーキ結構いい値段なのだ!でもこのお店の前で彼女が「きゃ〜!おいしそう!」なんて言ってしまったら、彼氏は今日のデートの為にバイトやなんやらで貯めてきたお金をこんなところで使ってしまうのだ。男って残念!あっ、また無用な心配をしてしまった!(いやいや、僕らにも春がやってくる!やってこさせる!)そんなことより「ららぽーと甲子園」は、専門店一つ一つが小さく電動車イスでは動きにくいといったことはあるが、最大の問題は「アクセスが悪い」最寄り駅である阪神甲子園駅にエレベ−ターがなく大変不便だ。あえて不便なところにデートの予定が無い限り、僕ら3人は行かないと思います。ちゃんちゃん!
次回は今津に出現したニュースポットに行ってきま〜す!!
重度障害者ボウリング交流大会の報告 by 畑
3月6日、福岡県は博多で「重度障害者ボウリング交流大会」にメインストリームから私、緊張の「畑」と負けず嫌いの「太田」が招待選手として参加した。やはり、招待選手として行くからには良い成績をと言うことで、ペアーを組むアテンダントを1月から探し、毎週のように六甲ボウルに通い練習をした。畑はこの大会の為にマイボウルを買い込み、太田はマイボウルを持っているが、「ハウスボウルの方がええわぁ〜」と気合いが乗る!練習では太田の自己ベスト182で、畑は170。
畑と太田は話し合いの結果、本番2日前に博多入りしラーメンを食べ、前日にレーンコンディションを掴む為に1日練習を決意。しかし!太田はインフルエンザで、畑も風邪だった!とても良い成績を出せるコンディションではなかった。だからこそ、美味しいラーメンを食べたいと博多の街にくりだすも、最悪最強の店に巡り会い、ますますコンディションは最悪に。
そして本番当日、試合の前にシューターの講義があり、その選手は高知から来ていて全国大会で5連覇した人で得るモノはあった。
ところで皆さん、ボウリングシューターって知ってますか? ボウルを自分で投げる(転がす)のではなく、レーンの前に置かれた、すべり台(シューター)でボウルを転がして得点を競うといったもので、微妙なシューターの置き方、転がし方が要求され、見た目より、すごく奥深しい競技なのだ。試合が始まると畑は1年分の集中力を注ぎ込んだ!!その甲斐もあって、全国大会5連覇した人と、今年2月に行われた全国大会の覇者を抑え自己ベスト更新(180)で優勝したのであった。一方の太田は4位と結果振るわず。
次の目標は、来年2月の全国大会優勝!!その為に練習を積み重ねボウリングシューターを極めたい。みなさんもボウリングシューターをやってみてはいかがですか?
新!介助スタッフ紹介
今年度、4月1日付けで「介助スタッフ」になった3人を紹介したいと思います。新介助スタッフを含め、メインストリーム協会全スタッフ、新年度も張り切っていきますので皆さんどうぞ宜しくお願いします。
青木くん
介助スタッフとして、「強い信頼関係」を築けるように最大限努力していきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。
村田くん
これから、もっとたくさんの経験を積んで、一番強い!介助スタッフになりますのでみなさん応援してくださいね!
脇くん
介助の仕事を始めて一年で未熟なところも多いですが、いろいろな利用者を通じて勉強し、介助スタッフとして早くみなさんに認められるようにガンガン行きますのでよろしくお願いします。
ビデオの棚から、こんにちわ!
毎度!ビデオの棚や!僕のこと知っとうけ? 事務所の3Fのビデオの棚や!見た目はホコリかぶって、きちゃならしい、くろ〜い「棚」なんですが、実は珍映像の宝庫なんですよ! おもしろいもん沢山持ってるんですよ〜ん。このコーナーでは珍映像庫の中から、オススメビデオをご紹介したいとおもてます。またヒマな時にでも3Fでゆっくり観ていって下さいね。(レンタルはやってまへん!)
車椅子で歩ける街 NHKビデオ教材小学生編「心の教育A」ぼくらはみんな友達だ
見どころ・・・
まだメインストリーム協会の影も形もなかった18年ほど前、大学を卒業したての廉田さんが乗りにくいバスに乗ったり、バリアだらけの街を紹介するといった感じの短編。最大の見所はその頃すでに廉田さんの頭の中に、まだ見ぬメインストリーム協会が見え隠れしているのが感じ取れるところ!
他には、でかすぎる「洗濯洗剤」、まだあるの?「身障者用電話ボックス」などなど、見所満載です。ふさふさ髪の廉田さんを見るだけでも、このビデオのオススメ度は「☆☆☆☆☆星、満点!」出演:すごく若かった頃の廉田代表・はぐれ刑事純情派の小川範子さん他
編集後記
2月の東京大行動の時、衆議院第二議員会館前請願のグループに僕はいました。そこでは支援費で自立生活を送るみんなが議員さんに「私たちの自立生活をつぶさないで!」と1人1人が訴えてました。でも、なんで、こんな当たり前のこと訴えなあかんのやろうって思いながら僕、聞いてました。「どんな障害があっても生き生きと生活できる社会」って誰にとっても素晴らしいことやと思うのに、議員さんは素晴らしい社会にしたくないのかな?って思ってしまいました。(ちゅうげん)